行動すると次につながる
9月に名古屋で、某企業の女性活躍推進のための上司と女性部下の集い、的な会合があり、そのファシリテーションを行ってきました。
前半は関係性がとてもうまくいっている1組の上司と女性部下のペアを事例に、部下に対する具体的な働きかけや、女性部下が仕事を任されたときの不安やそれをどう解消していったか、などをインタビュー形式で引き出して…。
後半は、参加した70数名の上司と女性部下たちでペアディスカッション。途中でペアを組みかえたりもしました。
直属の上司・部下ではない組み合わせとなった時のディスカッションが1番盛り上がり、見に来ていた社長も大層喜んでいましたし、参加した上司・部下の方々も、それぞれ気づきがたくさんあったようです。
そのファシリテーションの様子を見ていたグループ企業の別の会社から、研修をお願いしたい、とご用命いただきました。
9月の会合、具体的なことが決まったのが8月後半になってからで、「うまくいくだろうか……」と不安もありました。
受講者は、上司部下のペアが40組程度、全部で80人超。その会社の社長や役員が参加するのはもちろん、そのグループの他の企業の担当者も見に来る、と軽くプレッシャーもかけられ……。
が、それでもとにかくやってみる!で、次につながりました。
女性活躍推進や在宅ワークなど、今はまだ「新しい(言葉としてはずいぶん前から使われているけれど、具体的な取り組みとしては、の意)働き方」はこれからますます増えていくでしょう。
しかも人生100年時代。働く時間も長くなる。
女性に限らず、働く人たちがどういう風に働いていきたいのかを明確にし、それを周囲に発信していくことは、新しい働き方への具体的な取り組みを進めることをサポートすることにつながるのではないか。
最近そんな風に感じるようになりました。
どなたでも受講できる『働き続けるライフビジョン ワークショップ』11月23日の土曜日に銀座で開催します。