お休みをいただいております
昨日母と某デパ地下に行ったときのこと。
和菓子が食べたいね、ということになり、仙太郎のぼたもちにしようか、
塩瀬のおまんじゅうもいいね、なんて話していた。
「あ、ここ、榮太郎入ってるわよね、豆大福がいいわ!」と母が言い出し、
榮太郎に向かったのだが、ガラスの陳列ケースに豆大福がない。
母が、お店のオネエサンに「豆大福はないの?」と聞いたら、
「豆大福は、26日までお休みをいただいております」と。
え?お休みをいただいている?豆大福が?…なんかすっごい違和感。
「お休み」とか「お名前」というのは、実態のあるモノではないので
誰かに「差し上げる」ことも、誰かから「いただく」こともできない。
だから、「お休みをいただいている」とか「お名前をいただけますか?」
というのは日本語の使い方としては正しくない。
実態のあるモノ、例えば名刺を欲しい時、「お名刺をいただけますか?」
はアリだけれど。
ただ、ビジネス上、慣習的に使うことが定着しているという面もあり、
絶対に使ってはいけない、ということではない。
と、ビジネスマナーの講師を教える先生に聞いたことがある。
「豆大福」は実態のあるモノではある。
が、果たして「豆大福はお休みをいただいております」というのは、
アリなのだろうか。
「現在は○○のため販売を休止しており、次回は26日からです」で
いいのではないか。
豆大福に足が生えて、リゾート地に出向き、ビーチに寝そべって
夏休みを満喫している様子を妄想してしまったのでした。