整理整頓とは

昨晩、「オフィスの整理整頓」について話を聞く機会があった。

“整理収納コンサルタント”という仕事をしていらっしゃる女性が
話してくれたんだけれど、彼女は「乙女の整理収納レッスン
というものを行っており、一度レッスンを受ければ2度とリバウンドしない!
(=元の状態に戻らず、整理された空間をキープし続けられる)とのこと。

正直こちらから能動的に行ったわけでなかったんだけど、誘われて
行ってみたら、これが意外に面白かった。

「整理整頓は日常的なものではなく“祭り”なんだそうだ。

 ・スペースの意味、整理の目的を考え(自分がどういう風に過ごしたいか?)
  ↓
 ・モノを見極め(本当に必要か?ここが8割)
  ↓
 ・適正量を認識し(モノを見極めきると適正量がわかる)
  ↓
 ・定位置を決定し(1つ残らず曖昧にせず決める)
  ↓
 ・使ったら戻す (日常的に行うのはここだけ)

リバウンドしないためには、上記を順番に行うこと。それぞれを
「やりきってから」次のステップに移行するのがミソだそうで。
モノを見極めきらないうちに、「これどこに置いたらいいんだっけ?」
となると絶対にリバウンドしてしまうとか。
だから、それぞれしっかり向き合い、「年に1度の祭りだ!」くらいの
気持ちでやりきることが大事。
結果、日常的に行うのは「使ったら戻す」という行為だけになる、と。

なんという潔さ。ここには「とりあえず」がない。聞いていて心地よく
なってきちゃう。

整理整頓って、自分の価値観に従ってモノを選択していく作業の連続
だから、ここをきっちりやっていくと、人生やビジネスにおける決断力
がつきますよ、と最後に彼女が言っていた。

上司や部下との人間関係の整理をしたいと思っている方々。
空間・情報・思考の整理のうち、最も簡単なのは空間の整理だそうです。
「周囲との関係性」を含めた思考の整理に手をつける前に、まずはその
とっ散らかった机の上のお片づけから初めてみてはいかがでしょう?

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