【一時支援金】の申請は結構ハードル高い

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office Get Set, Go 綿貫晶子です。

4月の新人研修シーズンを終えたところで、一時支援金
の申請をしました。

一時支援金というのは、

飲食店の時短営業又は不要不急の外出・移動の自粛により、特に大きな影響を受け、売上が大きく減少している中堅企業、中小企業その他の法人等及びフリーランスを含む個人事業者に対して、緊急事態宣言の影響が特に大きい2021年1月から同年3月までの期間における影響を緩和して、事業の継続を支援するため、事業全般に広く使える一時支援金を迅速かつ公正に給付するものです。
(一時支援金 https://ichijishienkin.go.jp/overview/index.html#tab-kojin より)

オンラインに移行しているとはいえ、昨年・一昨年と
比べると、対面研修は減っている。
そしてそれは、外出・移動自粛の影響。
ということで、受給要件は満たしていそうだったので、
申請することにしました。

昨年の持続化給付金の時も思ったけれど。
こういうのって、どうしてこんなに面倒なのだろう…。

給付してください、ってお願いする側なので、
あまり図々しいことは言えないけれど、できるだけ
給付せずに済ませようとしているのでは……?と
勘ぐってしまう。
そもそも、去年の持続化給付金のときよりも広報されて
いないんじゃないか。
ここ2週間ほどで、急に言い出したよね……。
うっすらと給付金あるらしいことは知っていたが。
まあ、自分で経産相のHPなど確認にいっていなかった
のが悪いということになってしまうのだろうな。
もちろん、自助努力で給付金もらわずに済んだ方がいい。
でも、2019年と比較して『売上激減』という現実がある。
これも「努力が足りない」と言われてしまうのかな…。

そんなことをあれこれ考えながらの申請でした。

さて、『一時支援金』。詳細はこちらで確認を。
飲食店云々のところは省いて、個人事業主についてのみ
書きます。

今年の1-3月の売上が、2019年or 2020年と比べて
「緊急事態宣言の影響により」50%以上減っている月が
ある場合は、上限で30万円の支給、というものです。
昨年の持続化給付金と似た制度。

ただし大きく違う点が。
それは『事前確認』というもの。

私、ここでつまずきそうになりました…💦

昨年、不正受給が相次いだことで懲りたのか、申請前に、
受給対象事業者かどうかを登録機関で確認してもらう
必要があります。

『登録確認機関』とは

(1)認定経営革新等支援機関、(2)同機関に準ずる個別法に基づき設置された機関、(3)その他個別法に基づく士業関連機関・者であって、一時支援金事務局が募集・登録した機関・者です。
(経産省 https://www.meti.go.jp/covid-19/ichiji_shien/jizen.html から)

居住地近くの登録機関を検索することは簡単。
商工会議所とか金融機関がたくさん出てきました。
でもよく読むと、商工会議所は「会員のみ」
金融機関は「取引のある事業者のみ」対応する、とありました。

ということは、商工会議所の会員でもなく
街の金融機関とも取引がなく、
確定申告は自分でe-tax。税理士とのコネもなく
と、細々やってる個人事業主が、事前確認を
やってもらうにはどうしたらいいのだろう……。

近所の仕業関連の方も検索で上ってきたけれど
連絡先やHPが掲載されていない場合も多かった。

で、Google先生、出番です!

「一時支援金 事前確認 登録機関」でググり、
申請のための事前確認やってます、を謳っていた
仕業の方々のサイトをいくつか発見。
(Zoom対応してくださるのもポイント)

予約フォームを設置している方も多くいらしたけれど、
予約に空きがない状態の方が多かった。

サイトをいくつか読み、この方だったら…!という方を
見つけて申し込んだのが4月23日。
事前確認は1週間後の30日。所要時間は30分。
とても丁寧に解説していただきました。
(あまりに多忙なご様子なので、その方のサイトの案内は
自粛します。この件での問合せ、本当に多いそうです)

で、事前確認が終わったので一時支援金のサイトから
申請。これがマジ大変。

申請のために、2019年と2020年の
確定申告書と青色申告決算書が必要。
例えばe-taxで申告している人は
・受信通知メール2019と2020の分(2枚)
・確定申告書第一表2019と2020の分(2枚)
・青色申告決算書の2019の1-2ページ目(2枚)
・同2020の1-2ページ目(2枚)
計8枚必要です、って書いてあったから
その8ページ分をまとめて1つのPDFにしてたら。

_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>1ページずつ全部バラバラに8ファイル<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

にしないといけなかった…。

実は、事前確認をしてくださった方に、「1ページずつ
バラバラに、という登録の仕方になっています」と
アドバイスは受けていたのですが、
まさかそんな無駄なことさせないよね、と高をくくり
申請に進んだら、本当にトラップ仕掛けられていました。

これから申請する人は
1)事前確認をやって下さる機関を探す
→「一時支援金 事前確認 登録機関」でググる!
2)必要書類はページごとにファイルを作る
3)振込先の金融機関コードも調べておく
→申請時に入力必要です。
4)取引のある会社さんの法人番号を調べておく!
→国税庁の「法人番号」であって「会社法人等番号」ではない。

等々の準備をしておきましょう。

( ゚д゚)ハッ!
法人番号記載欄にもトラップがあった!
13桁なんですけどね、法人番号って。
記載欄のマス目、14個あるんですよ(笑)。

2019年1月から2021年3月までの月別売上を入力する必要もあります!

そして、4月5月についても
「月次支援金」という制度があるそうです。
4月28日だかに発表になったようで。
一時支援金を申請した場合は
事前確認はもう必要ないし、提出書類も簡素化されます。

この状況下であっても、戦えるように、自身のビジネスを
見直すことはもちろん必要。
でも、乗り切るための武器は多い方がいい。

必要な人に届きますように。

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