どんなに困難に見えることでも
「どんなに困難に見えることでも、分解すれば簡単だ」
先週とあるセミナーに行って、この言葉を聞いて来た。
それは「記憶」に関するセミナーだったのだけれど、
いわゆる「記憶術」がメインではなく、脳みそを活性化する、
つまり元々持っているけれど、普段使われていない脳みその
良い部分を使うことで、記憶力も上げていく、というもの。
ここでそのセミナーについては詳しく触れないけれど、
冒頭の言葉は例えばこんなこと。
「きりん」という漢字って、形はなんとなくわかるし、多分読める。
でも「書きなさい」と言われたら書けない人が多い。
麒麟
両方とも、「へん」は「鹿」の字だ。
「つくり」が「其」と「隣」のつくりのみ。
分解して「鹿の其の隣」
と覚えてしまうと、あら不思議。書けちゃう。そして忘れない。
コーチングをしていて、目指すところはあるのに、ただモンモンと
している人によく会う。
「どうせそこにはいけないから」
「色々やり方はあると思うけど、どれも難しくて」
大丈夫。どんなに困難に見えることでも、分解すれば簡単だ。
いきなり大きな目標を立てて、そこに到達できないことを嘆くよりも、
小さなことから一歩づつ。
そんな風にしていったら、もっと生きやすくなるのにな。
脳みそを活性させながら、そんなことを思ったのでした。