母からのメール ~目標を持つということ~
日曜日に母と一緒にMac Bookを買いに行った。
今度こそちゃんとパソコンできる人になる!と決めた彼女は
「はじめてのMac」みたいな本も購入した。
うーん、いいぞいいぞ。
メールの設定やらofficeのインストール、母の大好きな
トランプゲームやSkypeのダウンロードなどなども済ませ、
いよいよ実践スタートである。
その日のうちに早速海外にいる妹とSkype。
出来たできた!母、大喜び。
そして昨日。
母からメールがきた。
週末から旅行に行く彼女は、宿泊先やフライトを知らせて
くれたのだ。
タイトル:「どきどきしています」
本文:先日はありがとう。今回は諦めずに頑張ってみます。
旅行の日程は…
おお。すばらしい。ちょっと感動した。
爆発したら困るから、とパソコンの電源さえ入れられなかった
のに海外にいる娘とやりとりしたい、という明確な目標を持った
ことで前進している。
目標を持つ、ということは、人をちゃんと動かすのだなあ、と
改めて実感する出来事だった。
コーチという仕事をしていて、「○○をする」という目標を
掲げても次の時には「出来ない言い訳」をたくさん述べる人と
よく出会う。
忙しいから、切羽詰まってないから、という定番に始まって、
寒いから、日が短いから、という?なものまで、
「出来ない言い訳」は実に様々だ。
そんなときは、目標を達成することで得られる未来を、はっきり
イメージできるようにサポートすることにただひたすら心を砕く。
達成することで得られるものが見えれば、必ず最初の一歩は
踏み出せるはずだから。