失礼のない厚かましさ
元上司から、「新しいチャレンジをするべく奮闘している人たち」
への講演を頼まれ、金曜の午前中に横浜に行った。
そこにはもうお一方、私と同じようにスピーカーとして呼ばれて
いらっしゃる方がいた。
その方はフェアトレード(発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に
購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と
自立を目指す運動)に尽力している方だった。
大阪の株式会社福市(Happy Marketの意味がこめられている)
代表取締役 高津玉枝さんだ。
高津さんがなぜフェアトレードに関わるようになったかを小一時間
聞いたのだけれど、何よりも私に“刺さった”一言があった。
『失礼のない厚かましさ』
これを仕事にする!と決めた彼女は、普通なら「会えそうもない人々」
にアポを入れ、ガンガン会いに行ったとのこと。
多分無理だろうな、と、やらないうちから自分にNGを出さない、という
信念のもと。
今は多くの百貨店から引っ張りだこらしいが…。
その当時のスタンスが『失礼のない厚かましさ』なのだろう。
…うーん、難しい。
『礼を失することなく』と『厚かましい』の両立だもんねぇ。
さて、どうしたらそこに到達できるのか…。
年末に向けて大きな宿題をもらったような気分です。
講演後、会場近くの美幌食堂でプチ打ち上げ。
(ここのコロッケが美味しかった)
高津さんは別の用事があって中抜けしてたし、私は19時から
新宿でセミナーがあって遅くまでいられなかったから、宴席を
共にすることが出来なかったのが心残り。