仕事が突然降ってくる

30代の事務の仕事をしている女性クライアントさんが言っていた。
上司が、今部署で起きていることをシェアしてくれないので
仕事が突然降ってくることが多々ある、と。

彼女の所属する部署はそんなに大所帯ではないらしい。
部長1人と数名の課長が週イチでミーティングをしているのだが、
彼女の上司である男性課長が、その席で議題となったことなど
一切シェアしてくれないのだそうだ。

日常業務については問題ないが、部署を横断して取り組まねば
ならない仕事などは、ヨソの課から話が廻ってきて初めて聞く、
なんてことがしょっちゅう起こるらしい。

例えば人事的なことなど、下々の者にはオープンにしては
いけないことなどもある、というのは理解できる。
だけど、そうでないことで、実務の部分で部下の仕事に直接関わる
ような案件については、事前にわかった時点で情報として部下に
落としておくのが上司の役割じゃないだろうか。

伝えるべきこと、伝えてはいけないことを明確にする。
ここまでは当たり前。

相手の立場にたって、『伝えておいた方がいいこと』つまり、
それを伝えることで、部署の運営がスムースになるのであれば
上司→部下はもちろん、部下→上司だってどんどんやるべきだ。

ただし、「立場」と「口の利き方」はわきまえないとね。
自分が勤める機関のトップからのメールに対して、

「あなたのメールを読む(職員の)時間を無駄にしている
ことを自覚して下さい」

とか

「愚痴は自分のブログでしたら?」 

なんて返信するようなことはしちゃいけない。

クライアントの彼女は、なぜ課長がシェアしてくれないのか、
どう伝えたらシェアしてくれるようになるか一生懸命考えている。

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