この差はなんなんだ…?
先ごろ閉幕した北京五輪。結構真剣に見てました。
そもそもスポーツ観戦は大好きなので、オリンピックに限らず、
サッカー、テニス、ゴルフ、水泳…と普段から色々観ているのですが、
時差のないスポーツ観戦は気楽に見ることができていいですね。
6月のサッカーヨーロッパ選手権(EURO2008)は、夜と明け方の
2試合ずつの生中継だったので、夜の試合は生でちゃんと見て、
明け方の試合はHDに録り、朝の5時に起きて「追っかけ再生」で見る、
という1日2試合のスケジュールをこなしてたので時差のない
オリンピックはスポーツ観戦好きにはウレシイ限りでした。
さてそのオリンピックで、実はずーっと気になっていることがあります。
金メダルを2つとっても「世界新が出せなくて悔しい」と言った水泳の
北島康介選手。
100mに続き、200mでも世界新記録を狙っていたのに、出せなかった
ことに対してこうコメントしていました。
コーチの平井氏も、「記録出なかったのがねえ…」と言ってました。
(もちろん金メダルはうれしい、とも言ってますが)
男子サッカーのU23代表は、3試合で1得点しか取れず、全敗で
予選敗退だったにも関わらず「これまでやってきたことは間違って
なかった」とキャプテンの水本選手。
「結果は出なかったけど、自信がついた部分の方が大きかった」と
オランダリーグ所属の本田選手。
反町監督に至っては「後悔はない」と言い切ってます。
この差はなんなんだろう…??
さらに上を目指していたメダリスト。
いわゆる「ボロ負け」だったのに、自信をつけている予選敗退者。
サッカーが大好きで、ずっと見てきていたから余計厳しい見方に
なってしまうのかもしれませんが、サッカー日本代表の大会後の
コメントを聞いて、「こりゃだめだ」な気分になってしまいました。
彼らだって、頑張っていなかったわけじゃないでしょうし、悔しい思いも
しているでしょう。もしかしたら、自分達のふがいなさが情けなくて、
わざと強気気なコメントをしていたのかもしれません。個人競技と団体
競技の「思い入れ」の差もあるかもしれません。
ただ…。北京後に平井コーチは、「コーチが迷ってしまったら選手も
迷ってしまう、だから常に選手の半歩から1歩先を行く」と某番組で
言ってました。
北京後の反町監督の話を聞いたわけではないので、彼がどんな心持ちで
監督として過ごしていたのかはわかりません。ただ、代表選手の選考や、
実際の試合での選手起用に「一貫性」が見られなかったのは確かだと
思います。
コーチって、責任重大。迷っちゃいけない。
さて、3時間後に迫った2010年サッカーワールドカップ最終予選。
この緒戦を落とすとかなり厳しいことになります。
岡田監督は迷わずにいるのでしょうか…。