実務に沿わない方が…

某企業向け2時間単発セミナーで、コーチングのホンの「イントロ」の
部分をサラっと行う。

グループワークをやるに当たって、当然のように、その企業が実際に
直面している事例をネタにしようと思っていたのだが、ここに来て
ちょっと疑問が起きてしまった。

コーチ仲間と話しをしていて話題になったことなのだが、受講者が全員
同じ企業に属しているからといって、単発でホンのさわりの部分をやる
だけならば、実際の業務に沿ったネタを使わない方がいいのではないか?
ということだ。

実際の業務に即したことをネタにしてしまうと、その業務に携わっている
人の仕事の進め方とか、自分とその人の関係(しがらみ)とか、そんなこと
が気になってしまい、その場でのディスカッションに集中できない、という
受講者が実際いるからだ。

その企業が、今後も継続して組織へのビジネスコーチングを導入すること
になっているのなら、実務に沿った事例を取り上げるのはアリだろうが、
「単発で2時間さっくり」なのであれば、かえってその企業の業務に直接
関係ない題材の方が盛り上がる、と。

ううむ。プログラム最終決定まで約1週間。どうしたものか…。

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