『教えずに部下を育てる技術』

今年の頭から執筆してきたモノが、いよいよ本という形になって
発売される。毎日コミュニケーションズより、マイコミ新書として
発売になるその本は『教えずに部下を育てる技術』というタイトル
がついている。書店に並ぶのは6月25日頃になるとのこと。

小難しいタイトルがついているけれど、難しい技術論の本ではない。
組織に属する上司の立場にいる人々への、部下との接し方に
ついての提案書のようなものだ。

好むと好まざるとに関わらず、上司の仕事には、「部下の育成」
という項目が必ず入る。
その部下がうまく育たなければ、自身のマネジメントのあり方に
悩むだろう。
昨今は上司といえども自分の数字を持ったプレーイングマネージャー
も多く、部下育成にだけ時間をかけることは難しい。

価値観も育ってきた環境も全く違う他人同士が、組織の中で
「上司と部下」という立場で向き合ったとき、忙しい上司は
どのように部下に接していけばいいのか?どのように接すると、
「部下は教えなくても伸びる人」になるのか?

実はこれって、「なんだ、こんなことでいいの?」と思うような
ことの中にこそそのヒントが隠れていたりするわけで。

そう。組織の中で良好な人間関係を築き、部下を育て伸ばすには、
「こんなこと」にこれまでより少しだけ心を砕き、意識を向け
ればいいのだ。
それにはコーチングのスキルが有効ですよ、と本書は提案している。

もちろん、コーチングが部下を育てる唯一無二の方法ではないと思う。
でも、コーチングのスキルを上手く使うことで、上司と部下の関係
だけでなく組織の中の人間関係を良好なものにすることは必ず
できるはず。

…ということを、わかりやすく述べた本になっている。

6月25日と26日にアマゾンのサイトからご購入いただいた方々には、
3つの特典がついているので、興味のある方はぜひ期間中にご購入
ください。

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