成功に必要なことは、まず夢見ること

今年の春公開された映画「チア★ダン」
女子高生のチアダンス部が、全米の大会を制覇しちゃった、という実話を、広瀬すずさん主演で描いたもの。

今朝の情報番組で、そのモデルとなった福井商業高校のチアダンス部を取材していました。
顧問の五十嵐裕子先生に、フリーアナウンサーが話を聞く、というスタイルだったのですが。

もともとは、高校野球の時の応援をメインにしたバトン部だった。
神奈川県厚木高校のチアダンス部が全米の選手権で優勝したのを見て、自分のバトン部の子たちを主役にしたい!と強く思った。
でも自分はチア経験なしの素人だった。
そこで厚木高校を教えていたインストラクターの先生に手紙を書いた。
「私には振付のスキルがありません。助けていただけないでしょうか」と。

インストラクターの方は「福井、行きます!」と快諾してくれて、月に1度東京から来てくれた。
普段の様子は動画を撮ってチェックしてもらい、直接の指導は五十嵐先生がした。

そうしたら、創部3年で、全米選手権で優勝してしまった。

…というストーリーだったのですが、私が強く共感したのはそのあと。

五十嵐先生は生徒たち一人ひとりに、「夢ノート」を書かせていました。
なんでもいい、叶いそうにないこともまず書かせてみる、と。

生徒たちも「書くことによって夢や目標が明確になります!」と元気よく答えていました。

ドリームマップ」を伝えることに関わってきて、この「書く」あるいは「描く」ということがどれほど大切か、というのを常々言っている身としては、それを具現化している人を見るのは本当に嬉しいもの。
そうだよね、そうだよねってうなずきながらテレビに見入ってしまいました。

五十嵐先生が「ウチの生徒たちを主役にしたい」という熱い思いと、「私は素人だから振付のスキルがない、だから助けて欲しい」と正直に手紙を書いたことで、厚木高校のインストラクターが協力してくれたというのは、ドリームマップの「夢を周囲に伝えると、応援してくれる人が現れる」というのにも通じます。

2012年のロンドン五輪、ボクシングで金メダルを獲った村田選手は「金メダル獲りました、ありがとうございました」と書いた紙を出場前から冷蔵庫に貼っていました。
夢は一人では叶えるものではないから、「ありがとうございました」という周囲への感謝の気持ちもすでにこのときにあるわけで。

2015年、14歳で全英女子オープンゴルフに出場した山口すず選手も、出場を賭けた試合の前に「全英女子オープン出場しました」と毛筆で書いていました。

叶いそうにないこともまず書いてみる。できれば、もうそれが「叶っちゃった!」と過去形か、少なくとも現在形「叶っています」で書くのがいい。そしてそれを毎日目につくところに貼るとなおいい!

五十嵐先生は最後に「成功の秘訣は?」と聞かれて「まず夢見ること」と笑顔でお答えになっていた。
それから、「魔法の言葉があるんです、『勝ったら焼肉』っていうの(笑)」と茶目っ気たっぷりに(^_-)-☆

5月27日(土)ワンデドリームマップ ワークショップ、行います。
新聞紙見開き大のカラフルな台紙に、自分の夢が叶った状態をイメージできる雑誌の切り抜きや写真を貼って仕上げる世界に1枚のあなたの「夢の地図」。

今、夢が明確になっていなくてもいいんです。
自分のことを考える時間、周囲とのつながりを考える時間をたっぷり取って、まずは「夢」や「実現したいこと」を明確にしてみませんか?

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